さよなら独身貴族 西部劇編

西部劇、戦争映画、時代劇について書いていくブログ。たまに書評。

フェミニズム

『いま世界の哲学者が考えていること』の紹介

『いま世界の哲学者が考えていること』についてざっくり紹介する。内容は第1章以外は平易でブックガイドとしてまた世界で議論になっている事柄の見取り図としてよくできていると感じた。第1章は哲学・思想の潮流について、構造主義、ポストモダニズムについ…

『War against Boys(少年たちに対する戦争)』はよ邦訳だして

アメリカのフェミニズム批判として著名な作品。どうして邦訳されないのかと思ってたが、アメリカのフェミニストあたまおかしすぎで、日本人にはちょっと参考にならんからだとわかった。アファーマティブ・アクションの名のもとに女子を優遇したり、ジェンダ…

『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』の感想

哲学者の千葉雅也、現代美術家の柴田英里、AV監督の二村ヒトシの3人による鼎談。Twitterでよく燃えるジェンダーや欲望や表現規制の話題を柴田が揶揄して、二村が別の視点を提供し、千葉が整理するという形式でそれらの多くはツイッターなどでさんざん語られ…

『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』

一時期すごく話題になったニック・ランドのブログの中の人のデビュー作。 toshinoukyouko.hatenablog.com 昨年夏、『Taxing the Rich』の邦訳がでて多くの友人達が絶望におちいっていくころにこのブログにでくわした。 加速主義、新反動主義を紹介するこの記…