さよなら独身貴族 西部劇編

西部劇、戦争映画、時代劇について書いていくブログ。たまに書評。

アウトプット大事だよね

 はてなダイアリー長いことほったらかして、書くことといえばTwitterで短文を書き散らかすだけのここ数年だった。書くことが億劫になってしまっていけない。ということで『アウトプット大全』とかいう意識高そうな本を買ってみた。売れている本だけあって、楽しく読めるし、役に立ちそうなこともたくさん書いてあった。

 まず驚いたのはインプットとアウトプットの比率は3:7であるべしということだった。僕は逆というか9:1くらいかな、ここ数年は。たしかにアウトプットしないと記憶に定着しないし、自分のものになりにくい気はする。アウトプットを意識することでインプットの質は確実に上がるし、そうであればインプットの量を減らしても十分にお釣りがくるといえなくもない。

 そして本書の大半はこのアウトプットもモチベーションを上げるような内容がひたすら書いてあるという感じである。アイデアを思いついたらメモ用紙にすぐ書き留める。スライドや文書を作るときは、A4のノートにマインドマップみたいにして手書きのノートつくるといったことである。アナログで始めて、あるていどアイデアを出し切ったところでデジタルで仕上げるという手順のほうがたしかに良いものになりそうだ。

 他にはアウトプットのトレーニングとして日記、読書感想文、To Doリストがあげられており、それらのためのお役立ちテンプレートも提供されるという痒いところに手が届くつくりとなっている。

 意識高い系の本はすきではないものの、2年に1冊くらい読むとなんとなくモチベーションが上がってちょうどいいなと思った次第である。ほうっておくとすぐ鬱っぽくなってしまう性格なので定期的に燃料補給大事なのだ。